この度とちぎスポーツ医科学センター(TIS)は、《 持続可能な開発目標【 SDGs 】 》の理念に賛同し、SDGsプロジェクト「PracTIS」をスタートすることといたしました。
 TISは2020年5月の開所以来、アスリートチェック(体力測定)をはじめとした各種スポーツ医科学の知見に基づいたサポートと並行して、県内大学生の実習受け入れ、関係機関の施設見学会や講演、人材育成事業、オンライン講習会、広報活動など、幅広く事業を積極的に展開して参りましたが、今後もより強化していく中で、事業活動の意義を明確化するために、プロジェクトとして立ち上げることといたしました。
 多くの県民の皆様に感動を与えてくださった「いちご一会とちぎ国体」及び「いちご一会とちぎ大会」後も、TISが持続的に機能維持並びに発展し続け、県民の皆様に長く愛していただける施設になるよう、社会貢献活動を展開して参ります。

【 SDGsとは 】

 SDGsとは、「Sastainable Development Goals」の略称で、2015年に国連が定めた国際的な目標です。2030年までの長期的な開発指針として、17のゴールが定められております。(参考:外務省ホームページ)
詳しくは、以下のページをご覧ください。
・外務省 JAPAN SDGs Action Platform (外部サイトへリンク)
・栃木県 栃木県におけるSDGsの推進について(外部サイトへリンク)

【 プロジェクト名「PracTIS」及びロゴマークについて 】

 TISは「とちぎアスリートの『実践力』向上のために」を目標に、アスリート、関係者の皆様のサポートを実施して参りました。
 英語の「practice」には、「練習」などの意味に加えて、『実践』という意味もあります。
 私たちは、アスリートだけではなく、指導者、保護者、学生、など、スポーツを「する」人、「みる」人、「ささえる」人、全ての方に「実践」できる能力を身につけていただき、個々人の目標に向かって持続的に課題解決していく生き方つくり・社会つくりを目指して精進して参ります。
 ロゴマークは、ダンベルをモチーフに、SDGsロゴ17色のテーマカラーを使用し、「17の目標の達成」ができるよう、TISが事業を推進していくことを強く表現しております。

【 センター長メッセージ 】

 TISは、コロナ禍の開所となり、休館対応など利用者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたが、約2年間で2万3千人以上の皆様にご利用いただくことができました。改めて、深く感謝申し上げます。
 この度、TISのスタッフ一同、県民の皆様への感謝の気持ちを社会貢献活動として還元したいという強い想いから、TIS SDGsプロジェクト「PracTIS」を立ち上げることといたしました。
 TISには、スポーツ医科学サポート、人材育成、システム開発の側面から、アスリート、指導者、保護者、スポーツ愛好家の皆様の実践力(課題解決能力)つくりをサポートしていきます。一生涯にわたって、皆様自ら変化し続ける社会を目指して取り組んでまいります。
 より多くの県民の皆様と共に、平和で、生きがいのある社会を目指し、そのような生き方を実現できる社会つくりを目指していく所存でございますので、今後も、TISのご利用と併せて、「PracTIS」へのご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

とちぎスポーツ医科学センター
センター長 池田 達昭

【 TISが「PracTIS」で取り組む4つの目標 】

SDGsの17の目標のうち、TISはまず以下の4つを対象とした施策を重点目標として推進して参ります。

栃木県スポーツ推進計画2025-とちぎスポーツ推進プラン-との関連性も鑑みて、上記4つを取り組み目標に掲げますが、TISは17のゴール全てに賛同し、等しく、重要なゴールであると考えております。

《 取り組み例 》

 SNSやメディアを通して、年齢、体格にとらわれずに健康作りに最適なトレーニング方法、栄養指導などの情報を発信しております。また、皆様が安全かつスポーツ医科学の治験に基づいた指導、スポーツ活動が送れるような講習会を開催しております。
(具体例)
・TIS公式YouTubeチャンネルにて配信中「てぃすトレ」、「TIS Cooking」
・TISトレーニング講習会(初級)
・TIS指導者向けトレーニング講習会
・TIS暑熱対策体感会 等

〜片脚支持トレーニング〜

シングルレッグヒップリフト(膝90度)
Target:臀筋群、ハムストリングス
目安回数:左右8回ずつ×3〜4セット
①仰向けになり、片脚を台の上に置き、踵が軸になるように開始姿勢を取ります。
②踵を軸にして、股関節を上に引き上げます。
③お尻を締めるようにして、力が入るのを感じていきましょう!
④この動作を繰り返していきましょう!

ブルガリアンスクワット
Target:大腿四頭筋群、臀筋群
目安回数:左右10回ずつ×3〜4セット
①片脚を後ろに引いて台に乗せます。
②膝がつま先より前に出ないように、軸足側の股関節を後ろに引いていきます。
③太ももが床と平行になるところまで前側の膝を曲げます。
④この動作を繰り返していきましょう!

詳しいやり方やその他の
メニューはTIS Channelで!

▶︎「片脚支持トレーニング」はこちら
▶︎「TIS Channel」はこちら

バテバテ解消レシピとは?

どんぶりのご飯の上に、疲労回復を促すと言われるネバネバした食材をたくさん乗せていく、いづみ先生オススメの簡単レシピ!!

材料(2人前)
納豆  1パック(たれ1つ)
長芋  1パック
めかぶ  1パック
オクラ  35g
たくあん 4切れ
温泉卵  2個
ご飯  丼2杯

❶ご飯の上に、納豆を乗せていきます(納豆は1パックの半分が1人前です)。

❷長芋を、①と同じようにご飯の上に乗せていきます。

❸続いて、オクラを乗せていきます。

❹「ネバネバ」の醍醐味!めかぶを乗せていきます。

❺たくあんを、6〜7mmで角切りにしていきます。

❻ ❺で切ったたくあんを乗せていきます。

❼真ん中に温泉卵を落として完成!!

池田センター長も、美味しくいただきました!

 TIS協力測定員養成講習会や、学生向けの施設、測定見学会を通し、最新鋭の測定・トレーニング機器を用いた体力測定、トレーニング指導の方法をお伝えするとともに、アスリートやTIS研究員と情報交換をし、将来の進路にも繋がるようにしております。
(具体例)
・TIS協力測定員養成講習会
・TISトレーニング指導講習会(開催中)
・TIS競技別セミナー「サッカーを掘り下げよう」
・TIS施設見学会(県内大学、その他関係機関向けのみ) 等

R4年度
トレーニング指導
講習会

TIS講習会情報はこちら!

 女性アスリートサポート事業への協力を通じて、TISでの採血、女性特有の健康問題の予防改善ができるようサポートに加え、正しい知識が得られるようSNSを通して発信しております。
 また、ホームページに相談窓口を設置、専門家によるアドバイスを実施しています。
(具体例)
・女性アスリートサポート事業(栃木県教育委員会より受託)への協力
・女性アスリート相談窓口の設置
・TIS公式YouTubeチャンネルにて配信中「女性アスリート応援ウィーク」 等

【国際女性デー特別企画①】
女性アスリートサポート事業紹介します!

県スポーツ協会職員をお招きし、R4女性アスリートサポート事業について紹介していただいております!(動画内の情報は、R4事業となります。)

【国際女性デー特別企画②】
かっきーHistory〜女性トレーナーとしての軌跡〜!

JSPO-AT保有の新垣研究員が、これまで実施してきた活動や、資格試験の勉強法などを、センター長との対談でお話しております!

【国際女性デー特別企画③】
スポーツ栄養の基礎〜これだけは知っておきたい〜!

アスリートとして、これだけは知っておきたいスポーツ栄養の基礎を、管理栄養士でTIS協力栄養士の眞野 晴香 先生に教えていただいております!
 アスリートの基本の食事、など必見です!!

【国際女性デー特別企画①】【国際女性デー特別企画④】
運命の再会!〜陣野選手に聞いてみた!〜

ハンドボール成年女子の選手としてとちぎ国体でも活躍された、陣野 瞳 選手をお招きし、ケガやトレーニングについてお伺いしました!そしてなんと、亀岡指導員とは以前、社会人チーム時代のチームメイト!栃木県でまさかの運命の再会は必見です!

【国際女性デー特別企画⑤】
まりこHistory〜女性トレーナーとしての軌跡〜

ハンドボール成年女子の選手としてとちぎ国体でも活躍された、陣野 瞳 選手をお招きし、ケガやトレーニングについてお伺いしました!そしてなんと、亀岡指導員とは以前、社会人チーム時代のチームメイト!栃木県でまさかの運命の再会は必見です!

【国際女性デー特別企画⑥】
貧血予防の基礎〜ポイントは3つ!〜

女性アスリートに多くみられる「貧血」。皆さんもよく「ヘモグロビン」や「鉄分」などと耳にしませんか??なぜ「ヘモグロビン」や「鉄分」が大切なのか、どんな食事を摂れば多く摂取できるのか、などを、眞野先生が詳しく解説してくれております!!

【国際女性デー特別企画⑦】
結婚・出産=引退じゃない!〜宮下選手に聞いてみた!〜

アーチェリー競技成年女子の選手としてとちぎ国体でも活躍された宮下 真奈美 選手をお招きして、出産からの競技復帰、国体での優勝、ナショナルチームでの経験などを伺いました!

【国際女性デー特別企画⑧】
3月8日は国際女性デー!!

TISにて女性アスリートサポート事業を担当している亀岡指導員が、この企画を通して感じたこと、自身のこれまでの経験などを、池田センター長と対談しております!

アスリートの皆様、保護者、学生、全ての皆様に、サポートを通じて笑顔になっていただけるよう、まずはTISスタッフが笑顔でいられる職場環境を作っております。
(具体例)
・みんな仲良しです!!!